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『すごい虫育児』制作メンバーで「大人の文化祭」について語ろう

2021年4月に発売した竹澤夏央さんのKindle本『頭の良さと強い心が育つ すごい虫育児』。今回は、著者であるかおさん、そしてチーム4141のメンバーでもあるカシカデザイナーくみさんとさぼってんとの3人のおしゃべりをお届けします。文化祭のようにワイワイ盛り上がったKindle本制作の裏話、どうぞお楽しみください。

虫育児ワーママかおさん プロフィール

虫博士を育てるフルタイム会社員ワーママ。Voicyパーソナリティとして、毎朝たくさんの人に元気と気づきをお届け中。
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カシカデザイナーくみさん プロフィール

クライアントの思いをおしゃれでスタイリッシュなデザインで可視化する敏腕デザイナー。現在はブランディングデザインに邁進中。チーム4141の一味。
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※この記事は、かおさんのVoicy『朝10分聴くだけウェルビーイング』プレミアム放送「P11 すごい虫育児の編集者さん&デザイナーさんと語る裏話」を編集してお届けしています。

読みやすく親しみやすい原稿に仕上げるために

わたしたちはコロナがはやる前、2年前くらいにランチ会で知り合いまして。そんなご縁から一緒に本を作り上げることができました。本当にありがとうございました。

ありがとうございました。

ありがとうございました。

まずは編集者のさぼってんさんにうかがいます。去年の年末くらいに原稿をお渡しして、そこから4月までずっと伴走いただいたんですけれども、何か思い出に残るエピソードとか裏話ってありますか?

かおさんにとって長い文章を書くのははじめてだったと思うんですが、すーっと作れた印象がありますね。普段音声配信をされていて構成力をお持ちだからこそ、文章もすんなり書けたんだろうなって思いました。

エピソードとしては、わたしは海外に住んでいるんですけれども、普段よく見かける大きいアリが気になっていたんです。それを写真に撮って、かおさんに送ったら、博士(かおさんの息子さんで虫博士)が図鑑をいろいろ調べてちゃんと突きとめてくれて。そのエピソードが今回の本に載っているのが、わたしとしてはすごく印象深かったなぁと思っています。

ツムギアリですよね。博士が世界の虫図鑑を引っ張り出してきて、最後ハキリアリかツムギアリかの二択になって。「シンガポールは熱帯アジアだからツムギアリだ!」ってひらめいたっていうエピソードを書かせていただいたんですよね。素敵なきっかけをありがとうございます。

こちらこそありがとうございました。

さぼさんから原稿が返ってくるとき、「このときの具体的なエピソードは?」とか「このときかおさんはどう思ったの?」とかコメントがたくさん書いてあって、聞かれたことを書いていったら原稿の深みが増した感じがしました。すーっと流れる文章になって、「魔法使いか?」って思いました(笑)

質問されることで引き出されるものってありますよね。具体的なエピソードがどんどん原稿に加わってきて、やりとり3回目くらいのときかな。すごくブラッシュアップされた原稿が返ってきたときがあって。「すごい! これはきっといい本になる!」って思いました。

わたしは専門家じゃなくてただのお母さんなので、「あくまであなたが何をしてきたかっていうことを伝えたほうがいいよ」っていう教育専門家の小川大介先生のアドバイスと、さぼさんからの「具体的なエピソードが入っていたほうが読者の方も再現しやすいですよ」っていうアドバイスを聞いて、「どうやって書こうかな」ってあるときすごく考えたんですよね。それを書いていったら、自分でも全然違うものになったなって感じるときがありました。

実感があったっていうことですね。途中から博士との具体的なエピソードがどんどん入ってくることによって、等身大というか、身近な形で読者の方にお伝えできるものになっていったなぁと思います。

あと、すごく読みやすいって皆さんに言っていただけるのは、さぼさんのお力のおかげだと思っています。

ほんと読みやすいですよね。突っかかりが全然ないというか。理解しやすい。

すーっと入ってくるのと、情景が目に浮かぶというか。ディズニーランドの植木をずっと眺める博士の絵が頭の中に浮かんだりとか。

文章を整理するときは「流れ」を意識しています。頭の中で音読している感じ。何度も何度も読んで、突っかからないように意識しながら調整させてもらっています。

キーワードを軸にした「ブレない」表紙デザイン

次は素敵な表紙を作ってくださったカシカデザイナーのくみさんにお話をうかがいます。何か思い出に残っているエピソードってありますか?

わたしが加わったのがバレンタインデーだったみたいなんですけど、そのときすでに、かおさんのほうでイメージが結構固まっていましたよね。好きな表紙はこれ、これは嫌いっていうのを集めてくださっていたので、すごくやりやすかったです。

えー、うれしい!

あと、今でもびっくりなんですけど、2月14日頃に参加して、翌日に息子がはじめて昆虫の絵を描いたんですよ。今でも不思議ですね。息子が虫に興味を持ったって会社の社長に話したら、コクワガタを拾ってきてくれたことがあって。飼育方法もすぐにかおさんに相談して、かおさんが博士に聞いた知識を教えてもらうっていうやりとりができて、本の表紙のデザインをしながら虫育児もやってる!みたいな不思議な時間でした。

そうでしたね! 表紙については何となくのイメージは頭の中にあって、試しにパワポで作ってみたりしたんですけど、くみさんから全然違う素晴らしいものがパッと出てきて、本当に感動しました。

ありがとうございます。

プロの力ってすごいなぁって思いました。あと最初にヒアリングをしてくださったのがすごく良かったです。ヒアリングで「自然」「知性」とか5個くらいのキーワードを最初に選んだんですよね。

「自然」「強い心」「知性」「ワクワク感」「親近感」の5つをキーワードとして出していただいたんですよね。かおさんがいいなぁと思ってる表紙を挙げてくださったときに、ピンクとかオレンジを象徴的に使っている案もあったんだけど、「待て待て、キーワードからズレてる!」って言ってやめましたよね。あのときにキーワードを選んでおいて良かったなって思いました。

そうそう、目立つんだけど「自然」が消えたぞ?みたいな。

イメージだけで進めるんじゃなくて、言語化しておいたのはすごく良かったですよね。

「この本で何が伝えたいのか」という軸は本当に大事だと思いました。本の表紙に限らず、何を作るにしても「何を伝えたいか?」っていうのをちゃんと考えておく大切さを、くみさんから学ばせてもらいました。

「ダンゴムシ事件」勃発!

あとは……ダンゴムシ事件がありましたよね、くみさん。

そうですね。タイトルの『すごい虫育児』の「ご」の濁点をダンゴムシ2匹にするっていうアイデアをかおさんからいただいて、そのデザインでTwitterで表紙アンケートを取ったんですが……。

さぼさんは「んん?」って感じだったんですけど、くみさんとわたしはノリノリでアンケートを取ったら……。

Twitterアンケートをとったときの画像

思った以上に不評でしたよね! 気づくかな?くらいに思っていたのに、すかさず気づかれて。

最初はてんとう虫の濁点にしてたんですよね。でも「丸すぎて濁点っぽくない、やっぱりダンゴムシでしょ」みたいになって。くみさんがダンゴムシの濁点にしてくれたらぴったりハマったんですよね。

う、うーん……そうですね(笑)

(苦笑)

しかし、市場では受けなかった……。

でも、市場に問えて良かったですよね。あのまま出してたら……。

わたし、ダンゴムシを気持ち悪いと思ってないですからね。マズイ!(笑)

我々テンションが上がっちゃってたんですよね。楽しくてね。

大人の文化祭は最高に楽しい!

3人でTwitterDMでずっとやりとりしてましたけど、途中から「大人って楽しい〜!」って叫んでましたよね。大人になって、こんなにワクワク楽しい気持ちを味わえるなんて思っていませんでした。

「祭りじゃー! 大人バンザーイ!」って言ってましたね。「かお号」がぐんぐん進んでいく感じが文化祭のようでしたよね。

そうだ、くみさんが「かお号」って言ってたんですよね。

この船乗ってるとおもしろい!って。

そうそう、それでかおさんが「かお号だー」って言ってたんですよね。

なんか漫画の『ワンピース』みたいだなって思ったんですよね。「早く行きたいなら1人で行け。遠くへ行きたいならみんなで行け」っていう言葉がありますけど、わたしは今までみんなで遠くに行ったことがなかったんです。周りとのモチベーションの差をずっと感じてきたから「1人で遠くに行きたい」ってずっと思っていました。

あとは「1人で遠くに行ける力を持っている人がいっぱい集まったらめっちゃ遠くに行ける」というイメージを持っていたので、「まずは自分が遠くに行ける人材にならなきゃ」って思っていました。

今回はじめて「あ、みんなで遠くに行くってこういうことなんだ」ってわかった気がします。自分1人だと絶対できなかったんですよね。さぼさんが編集力で文章を整えてくれたり、くみさんがデザイン力で素敵な表紙を作ってくれたり、「みんなの得意が集まるとこんなに素晴らしいものができるんだ」って思いました。

今話してくれたような思いをかおさんがDMにツラツラ書いてくださったことがあって、わたしもうれしいなぁ、いい仲間!って思っていました。

わたしは学生時代、文化祭とかあまり得意じゃなかったんです。でもそれは、気が合うわけでもない人たちとだったからなんだって今回気づきました。

自らやりたいと思うことを素敵な仲間とできるってこんなに楽しいんだーって気づかせていただきました。3人とも住んでいるところが近いわけではないし、しかもさぼさんは海外なのに、同じ志を持って文化祭のようなことができるのって本当に楽しいなって思いました。

楽しかったです!

作品をみんなで作るのって楽しいですよね。

楽しい! 0から1のものづくりがはじめてだったんですけど、こんなにおもしろいんだっていう大きな気づきがありました。今回はどうもありがとうございました!

ありがとうございました!

ありがとうございました!

3人でワイワイ楽しく作った『頭の良さと強い心が育つ すごい虫育児』。気になった方はぜひ読んでみてくださいね。子どもの「好き」を伸ばすヒントがたくさん詰まっていますよ。
そして、チーム4141とワイワイヨイヨイ大人の文化祭をしたい方は、ぜひCONTACTからお問い合わせください。

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