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ナナイロペリカンさんと『たまご絵日記』について話そう

著者と編集者の関係って独特です。仕事相手ではあるけれど、ビジネスありきのドライな関係ではない。とはいえ、友だちといえるほどウェットでもない。絶妙な距離感で良い関係を続けられる著者さんって、実は片手におさまるくらいしかいません(わたしの場合)。初回である今回は、そんな貴重な著者さんのひとり、ナナイロペリカンさんにご登場いただきました。

ナナイロペリカンさん プロフィール
ナナイロさんのプロフィール
2009年生まれのタマ子ちゃん、2013年生まれのキミ子ちゃん姉妹のお母さん。ブログ『たまご日記』が育児奮闘中のハハたちの共感を得て、2012年に書籍化。『たまご絵日記 新米かあちゃん奮闘記』『たまご絵日記2 かあちゃん2年目のリアル』(共にマイナビ出版)をさぼってんと共に制作。書籍や雑誌、Web、広告でイラストを担当するなど、多方面で活躍中。
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気がつけば……あれからもう10年!

ナナイロさん、お久しぶりです! お元気ですか?

元気です! ほんとお久しぶりです。

前にお会いしたのって、池袋でランチしたときでしたっけ。

そうだと思います。あれは……2年前?

もう少し前のような。3年前くらいかな。お子さんたちもずいぶん大きくなりましたよね。

もう6年生と2年生ですよ。

わぁ〜そうですよね。最初にナナイロさんに会いに行ったときは、タマちゃん(上のお子さん)がまだヨチヨチ歩きで。1歳だったかな。

タマ子が薄毛のころですよね(笑)。あのとき、さぼさんは娘さんがなかなか歩かないって悩んでましたよね。

 

そうそう! 育休明けてすぐだったので、娘が1歳1〜2カ月のときだったと思います。結局娘は1歳半で歩き始めたんですけど。

1歳半。今思うと、1歳半で歩き出しても全然大丈夫だと思いますけど、当時は相当悩んでいましたよね。

はい、悩んでました(笑)

あのころって、それが永遠に続くように感じちゃうんですよね。

ブロガー発コミックエッセイの先駆け

産休・育休のとき、ナナイロさんのブログを普通に読者として読んでいたのですが、視点と描き方がすごくおもしろくて。慣れない育児中の癒やしでした。

 

当時、ナナイロさんみたいに育児をおもしろおかしく描いている方ってあまりいなかったんです。『たまご絵日記』はブログランキングでいつも上位だったし「これはいける!」と育休明けてすぐに書籍化企画を出しました。ママ編集者はほかに1人もいないし、子育て系の本を1冊も出したことがない会社だったのに、案外すんなり企画が通ったんですよ。

その節はお世話になりました。

 

初回の打ち合わせのとき、緊張して早く着きすぎてナナイロさんの家の近くのドラッグストアで時間をつぶしていたんです。そろそろ時間かなと思ってお家に向かって歩いていたら、ナナイロさんとタマちゃんらしき姿が見えて。「もしかしてあれがリアルナナイロさん!?  リアルタマちゃん!?」って完全にただのファンでした(笑)

今タマ子が11歳だから……あれはもう9年か10年前になるんですね。

『たまご絵日記』が出たのが2012年、その前の年だから10年前!

ずいぶん経ちましたね。でも、いまだにいろんな方によく読まれているなぁと感じるのは『たまご絵日記』の1巻なんです。当時は漫画家ではない素人のブロガーがコミックエッセイを出版するのってまだ珍しくて。

先駆けでしたよね。当時は、ブログのフォーマットのまま書籍化してる本が多くて、わたしもその線でナナイロさんのところに企画を持っていったんです。そしたら、「ブログ本じゃなくて漫画を描きたいんです!」って言われて。「漫画にしないんだったら本は出さない!」くらいの勢いだったのでびっくりしました。

漫画にしないと売れないんじゃないかと思って。 一発屋で終わりたくないという気持ちでした。当時はブログのまま本にしている人が多かったけど、わたしのブログはそのままだと読みづらいだろうなと思って。漫画にするのははじめてでしたけど、すごく楽しかったのを覚えています。

わたしは漫画を編集するのがはじめて、ナナイロさんも漫画を描くのがはじめて。お互い挑戦でしたよね。その割には、案外すんなり進行できた気がします。悪いことを都合良く忘れているだけかもしれませんが(笑)

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